Kataru Link*カーテンが好き

カーテンが好きです。
うちのカーテンには遊び心を入れています。大きな面積を占める窓だからこそ、そして意外に長く使うものだからこそ、壁の色や部屋の使い方に合わせて工夫しています。これまで何度も引っ越しをし、夫婦で様々な窓周りを経験してきたからこそ得られた楽しい生活のワンポイントアドバイスとも言えます。

例えば、うちのリビングのカーテンは、地色がブラウン系で花や緑があしらわれたデザインを選びました。マンションの高層階の窓からは地面の緑や花々を見ることができないのでカーテンでボタニカル柄を選びました。地色がついていることで室内にいる人の目に優しくて外の景色にもマッチします。それに手前に花を置くと後ろに草原がある感じもしますよね。

日本の人は、カーテンといえば白いレースという印象が強いようですが、白は反射が多いので、外と中が遮断されてしまいます。それより室内からの眺めを重視すると、地色が入っている方が景色も楽しめ、かつ室内のインテリアとしてもアクセントが入るし、もちろん外からの視線を遮るなどの本来のカーテンの役目もはたしています。

そして寝室には、こんなふうにボーダーに色を入れてみるのはいかがですか?
内側のシアーのカーテンとも色を合わせました。眠りや癒しを得るための空間としてラベンダーカラーで居心地の良い空間を目指しました。

カーテンについて考えると、インテリアの要素としてはどうしても後回しになっていることが多いので、もったいないなぁと感じます。素敵な部屋の間取り、家具、それらと同様にカーテンで自分たちのライフスタイルはかなり向上すると思うのです。
例えばソファに布をかけるだけでも印象が変わるように、大きな面積を占める窓をうまく活用して部屋をアーティティックに、デザイン性を加え、目にも楽しいものにすることをお勧めします。

この度、私のこのカーテン好きが高じて、プロの方に講座をお願いしました。

三越カルチャーサロン主催のオンラインのみの講座です。10月30日11時から12時30分までzoomを使って開催します。
講師は隈研吾建築都市設計事務所ファブリックデザイナー設計室長佐藤未季氏。佐藤さんは、オランダのデザイナーPetra Blaisseのもとでカーテン等の建築と関わるファブリックデザインを学んだ後、隈研吾建築設計事務所のファブリックデザイーナーとなりました。また、自身のスタジオTalking about Curtainsも主宰されています。建築家でもありファブリックデザインを考えるプロとして稀な存在とも言えます。
やわらかい織物であるファブリックの無限の可能性をひき出し、また建築家の視点で空間をデザインする佐藤さんが、皆様のご自宅で実際に役立つ情報をアドバイスしてもらうことにいたしました。この機会にぜひご参加下さい。

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TEL: 03-3274-8595
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