「アート」ってとても微妙な言葉使いだと思います。アート=芸術って言うと、ある人たちにとってはとても難しく聞こえる言葉ですし、メディアで、アートという言葉が使われているときは大体知的レベルの高いイメージ、伝統芸術のイメージなど、少し背伸びした感があります。
でも実はアートというのはとても身近なことでもあります。例えば、おうちにあるソファにクッションを合わせてみる、その表現はアートだし、お料理をお皿に盛り付ける、お皿を選び、盛り付けに工夫を凝らす、それもアートです。洋服の色柄合わせ、靴やカバンとのコーディネイションもアート。そう考えてみるとアートってとても身近なものに感じませんか?
この一年はStay Home、リモートワークも推奨されているので、私は家の壁や椅子や棚へのディスプレイやデコレーションで気軽なアートを楽しんでいます。窓にもウィンドウステッカーを貼ってみたり、アイディア次第で楽しみます。
アートを購入するのは少し勇気がいることですが、例えば、展覧会の招待状やデザインが美しいチラシなどを額装して壁に飾っています。プライベートのライフスタイルだけではなく、担当している企業のシーズナルカードも、飾ってもらえるカードをメインテーマにしています。企業の宣伝も必要ですが、そうすることが長くお客様の手元に残り、良い販促物になるだろうという思いからです。目につくもの、携わるもの、気軽に楽しむアートとして人々に少しでも楽しみをお届けできるよう考えていきたいと思います。
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